NEWS
面接で必ず聞かれる質問と正しい答え方|大企業編と中小企業編+イレギュラー質問と面接マナー
2025/09/24
就活や転職活動において面接は必ず通る関門であり、「面接で何を聞かれるか」は誰もが気になるポイントです。
実は、大企業と中小企業では、同じ質問でも面接官が重視する観点が異なります。
ここでは、面接で必ず聞かれる代表的な質問と「正しい答え方」を【大企業編】と【中小企業編】に分けて解説します。イレギュラー質問例や面接時のマナー・注意点もまとめましたのでぜひ参考にしてください。
自己紹介・自己PR
大企業編
-
短時間(1分以内)で簡潔にまとめる
-
学歴・経験・強みを論理的に提示
-
例文:「大学では経済学を専攻し、統計分析を用いたデータ調査に取り組みました。課題を粘り強く調べ、成果をまとめ上げる力があります。御社のマーケティング部門で分析力を活かしたいと考えています。」
中小企業編
-
人柄や熱意を前面に出す
-
少数精鋭の環境での即戦力を意識
-
例文:「飲食店で3年間アルバイトを続け、新人教育も担当しました。協力して働く力と柔軟な対応力が強みです。御社の現場で積極的に力を発揮したいと考えています。」
志望動機
大企業編
-
「業界の中でなぜその会社か」を論理的に説明
-
キャリアパスとのマッチングを重視
-
例文:「グローバル展開している御社の海外事業に魅力を感じました。将来は海外拠点のプロジェクトに参加し、語学力と分析力を活かしたいと考えています。」
中小企業編
-
経営理念や社風への共感を強調
-
長期的に会社を支える姿勢を示す
-
例文:「説明会で社員の方の温かい雰囲気に惹かれました。現場を大切にする御社で、長く腰を据えて働きながら共に成長したいと考えています。」
学生時代(または前職)に力を入れたこと
大企業編
-
チームでの役割や成果を定量的に説明
-
例文:「ゼミでデータ分析を担当し、発表を数値で裏付けました。結果、学内発表会で優秀賞を受賞し、数字で信頼を得られる重要性を学びました。」
中小企業編
-
実務に直結する行動力や改善事例を強調
-
例文:「アルバイト先で新メニュー導入時にマニュアルを作成し、新人教育を担当しました。結果、クレームが減り売上もアップしました。」
長所と短所
大企業編
-
協調性や継続力を強調し、短所は克服方法を添える
-
例文:「長所は計画的に物事を進める力です。慎重すぎる面もありますが、期限を意識して行動するように心がけています。」
中小企業編
-
行動力や柔軟性を重視
-
例文:「長所は行動が早いことです。確認不足になることもありますが、チェックリストで改善しています。」
入社後にやりたいこと
大企業編
-
中長期的なキャリアビジョンを描く
-
例文:「まず営業部門で基礎を学び、その後マーケティングや企画職へ挑戦し、幅広く会社の成長に貢献したいです。」
中小企業編
-
即戦力として役立ちたい姿勢を示す
-
例文:「まずは任された仕事を全力でやり切り、信頼される人材になりたいです。そのうえで新しい分野にも挑戦して会社を支えたいです。」
イレギュラーな質問と回答例
実際の面接では「想定外の質問」が飛んでくることもあります。
ポイントは「正直さ」と「前向きな姿勢」です。
-
Q. 最近気になるニュースは?
-
A. 「生成AIの活用について注目しています。業務効率化の一方でリスクもあり、社会の変化を意識しています。」
-
-
Q. 弱みを一つ教えてください
-
A. 「慎重すぎるところがあります。ただ、その分確認を怠らないので大きなミスを防げています。」
-
-
Q. 当社が第一志望ですか?
-
A. 「第一志望群の一つです。業務内容・社風が自分の強みと合致していると感じています。」
-
-
Q. 趣味や休日の過ごし方は?
-
A. 「ランニングで体調を整えています。継続力と自己管理力にもつながっています。」
-
面接時のマナー・注意点
意外と見落とされがちですが、マナーは評価に直結します。
-
会場周辺での行動
-
面接官が見ている可能性あり。喫煙・スマホ通話は控える。
-
-
受付やトイレの利用
-
面接企業のトイレ利用は問題なし。マナーを守って利用。
-
-
入室時のノック
-
ノックは2回、入室後は「失礼いたします」と告げてから入る。
-
-
挨拶・お辞儀
-
足を揃えて、深すぎない程度に頭を下げる。
-
-
退室時の一言
-
「本日はお時間を頂戴いたしましてありがとうございました。」と告げて退室。
-
-
服装
-
正社員応募:スーツが基本。
-
アルバイト・パート応募:オフィスカジュアルが無難。
-
-
履歴書の作成
-
ワープロ打ち込みが望ましいが、字に自信があるなら手書きも好印象。
-
まとめ|「準備」と「マナー」で差をつける
-
大企業は論理性・成果・将来像を重視
-
中小企業は人柄・柔軟性・行動力を重視
-
イレギュラー質問は「前向きに正直に」回答
-
面接マナーは基本を押さえれば安心
面接は「企業があなたを選ぶ場」であると同時に、「あなたが企業を見極める場」でもあります。
正しい準備とマナーで、後悔しないキャリア選択を目指しましょう。