NEWS
採用担当者のための就活ハラスメント防止研修【2025年対応版】|疑われない採用対応で企業を守る
2025/10/27

採用活動の“印象”が、企業の信頼を決める時代。誤解を防ぐ教育が、ブランドを守ります。
― 疑われない採用対応で、企業の信頼と法的リスクを守る ―
(監修:RESUS社会保険労務士事務所/社会保険労務士 山田雅人)
はじめに|新卒採用では「誤解」もリスクになる時代へ
採用活動の現場での何気ない一言・軽い冗談・SNS連絡が、“ハラスメント”として通報される時代になりました。
採用担当者や面接官が悪意なく行った行為でも、就活生から「不快」「圧力を感じた」と受け取られれば、企業の責任が問われることがあります。
RESUSの就活ハラスメント防止研修は、採用担当・面接官・リクルーターが「疑われない対応」を身につけるための実践型教育です。
この研修は単なるマナー講座ではなく、企業の法的リスクマネジメント施策として法令遵守を目的とした研修です。
教育を行うことで、企業の就活ハラスメント防止措置として評価され、紛争時の責任軽減にもつながる内容です。
背景|2025年法改正と社会的要請
2025年4月施行の法改正により、企業には「採用・インターン段階からのハラスメント防止措置義務」が新たに課されます。
厚生労働省のガイドラインでも、「求職者・学生等に対するセクハラ・パワハラも防止対象」と明記されました。
これにより、採用活動に関わる全社員(人事・現場管理職・OB訪問担当者など)が、防止教育の対象となります。
✅ 「悪気がなかった」「昔は普通だった」では通用しない時代へ。
✅ 教育を受けていないこと自体が、企業責任の一部とみなされるリスクがあります。
特に、裁判・労働審判等の場では、「企業がハラスメント防止研修を実施していたか」が、
企業の使用者責任(民法715条)や安全配慮義務の履行状況を判断する際の重要な材料とされています(海遊館事件:最高裁平成27年2月26日判決ほか)。
よくある“誤解リスク”の実例
| ケース | 結果・指摘されるリスク |
|---|---|
| 面接で「ご家族は応援してくれている?」と質問 | 家庭状況への質問=プライバシー侵害 |
| 内定前に「一緒にご飯でも」と誘った | 優越的地位の利用によるセクハラ扱い |
| SNSで応募者をチェック | 個人情報の不正取得・差別的選考の疑念 |
| 「うちの女性社員は○○が多い」と発言 | 性的なステレオタイプ表現として問題化 |
| 「すぐ泣くようでは社会人無理」 | 精神的圧力・人格否定と捉えられる可能性 |
研修の目的と効果
本研修は、採用・面接に関わる全社員が誤解を生まない対応基準を共有し、企業としての説明責任を果たすために設計されています。
| 目的 | 期待できる効果 |
|---|---|
| ① 誤解・トラブルの未然防止 | 採用時の「言ってはいけない」「してはいけない」を明確化 |
| ② 安全なコミュニケーション習得 | 応募者との距離感・言葉遣い・態度の適正化 |
| ③ 紛争時の企業防衛 | 教育実施により、企業が防止措置義務を果たしたと評価されやすくなる |
| ④ 採用ブランドの向上 | 受講実績の公表で「安心・誠実な企業」として学生からの信頼を獲得 |
研修プログラム(例)
| 区分 | 内容 | 時間 |
|---|---|---|
| 第1部|基礎講義 | 就活ハラスメントの定義・法的根拠・企業責任 | 約20分 |
| 第2部|事例解説 | 面接・インターン・OB訪問・SNSで起こり得る誤解リスク | 約20分 |
| 第3部|演習ワーク | 実際の質問・発言を用いた「どこまでOKか」線引き演習 | 約30分 |
| 第4部|まとめ | 企業の対応方針・行動チェックリスト共有 | 約10分 |
●対象:採用担当者・面接官・リクルーター・管理職・OB訪問担当者など
●形式:オンライン(Zoom)または対面(全国対応)
教育の法的意義|「企業の防止義務を果たした」証明となる
就活ハラスメントを含むハラスメント防止措置には、企業に「未然防止措置を講じる法的義務」が課されています。
もし被害申告や訴訟に発展した場合、企業が「防止教育を実施していなかった」「方針を周知していなかった」とされると、企業の管理責任が重く判断される傾向にあります。
逆に、
-
防止方針の策定
-
教育研修の実施
-
相談窓口の設置
を行っていた企業は、誠実な対応を取った証拠として評価され、懲戒処分の妥当性や損害賠償責任の範囲が争われる際にも有利に働きます。
つまり、
「研修を受けさせていたか」は、企業のコンプライアンス体制を示す重要な証拠です。
導入事例の声
「若手リクルーターが“どこまでOKか”を具体的に理解できた」
「悪気のない発言がリスクになると実感できた」
「研修をしたことで、採用説明会の雰囲気が格段に安心になった」
料金・実施概要
| プラン | 内容 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 標準オンライン基礎プラン | 60分+資料付き/採用担当10名まで | 66,000円 |
| 対面研修実践プラン | 90分/講師派遣・配布資料込み | 88,000円+交通費 |
| カスタム版 | 自社事例・方針反映型(社内規程・面接マニュアル連動) | 110,000円〜 |
※全プランに「就活ハラスメント防止研修受講アンケート」付き。
※録画・録音・社内共有もご相談ください。
FAQ(よくある質問)
Q1. どの企業規模から義務になりますか?
→ 就職活動段階での防止措置義務は、すべての企業(中小企業含む)が対象です。法改正後は「努力義務」ではなく、社会的責任として実施が求められます。
Q2. 教育を行うことで法的効果はありますか?
→ あります。これらの教育記録は、裁判・審判において「企業が防止措置を尽くした」ことを示す有力な証拠資料として提出可能です。訴訟・労働審判の場でも、懲戒処分の妥当性や会社の責任軽減の判断材料になります。
Q3. OB・OG訪問やリクルーター社員も対象ですか?
→ はい。学生や応募者と直接接触する社員(OB訪問、説明会、SNS連絡など)はすべて対象です。
Q4. 社内で1回行えば十分ですか?
→ 定期的な実施が望ましいです。特に新任担当者や学生接点のある社員には、年1回以上の教育が推奨されます。
Q5. 自社マニュアルと併せて整備したいのですが?
→ 可能です。RESUSでは、研修とセットで「採用ハラスメント防止規程」「就活ハラスメント外部相談窓口」などの整備支援も行っています。
RESUSの研修が選ばれる理由
-
社労士監修による法令整合性+現場実務対応力+α
-
中小企業・医療・製造・士業・飲食など、業界特化の実例を交えた構成
-
採用教育・ハラスメント研修・外部相談窓口の一体提供
-
官公庁・公立大学・医療法人など、累計200回以上の講義・研修実績
お問い合わせ・見積もり依頼
就活ハラスメント防止対策に今すぐ取り組みたい企業・団体は以下からお問い合わせください。
\初回相談無料・お見積もり無料/
まとめ|おわりに
就活ハラスメントは、「起きた後」よりも「疑われた瞬間」からリスクが生じています。
防止の第一歩は、全社員が“どこまでが安全か”を理解すること。
RESUSの就活ハラスメント防止研修は、採用の信頼を守り、企業の誠実さを「教育」という形で社会に示す仕組みです。
― 採用段階から“誠実な企業文化”を。
RESUS社会保険労務士事務所が、実務から支援します。