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【2025年法改正対応】大学キャリアセンター向け|就活ハラスメント防止支援・外部相談窓口導入ガイド
2025/10/28

― 学生を守り、大学の信頼を守るために ―
(監修:RESUS社会保険労務士事務所)
はじめに|大学にも求められる「就活ハラスメント防止体制」
2025年の法改正(労働施策総合推進法改正)により、企業だけでなく大学にも「就活ハラスメント防止への協力体制」が求められます。
特にキャリアセンターは、企業と学生の接点を担う中核として、学生の安全・信頼・公平性を守る責任があります。
面接・インターン・OB訪問などの過程で発生するトラブルを、どのように受け止め、どこへ相談させるか。
この“初動対応”の設計が、大学の信用を左右します。
第1章|大学における「就活ハラスメント」対応の課題
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相談者が大学職員・担当者に言いづらい(関係性が近い) 
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企業との関係悪化を懸念し、学生が沈黙してしまう 
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被害の初期段階で発見が遅れ、重大化するケースがある 
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個別企業への調査・交渉にリソースを割けない 
これらの理由から、第三者(外部相談窓口)による初期受付・整理・報告体制の導入が全国の大学で進み始めています。
第2章|RESUSによる「大学向け外部相談窓口」概要
RESUS社会保険労務士事務所では、大学・短大・専門学校を対象に、学生・卒業生・インターン参加者からの「就活ハラスメント」「採用段階トラブル」に関する相談を受け付ける外部相談窓口(社労士対応)を提供しています。
対象範囲
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面接・企業説明会・インターン中の不適切対応 
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OB訪問・リクルーター・SNS経由での接触トラブル 
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内定辞退強要・恋愛・飲食等の私的誘い 
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採用試験での差別的質問や圧力行為 
第3章|導入のメリット
| 観点 | 効果 | 
|---|---|
| 学生支援 | 相談しづらい内容を外部へ安心して報告可能 | 
| リスク回避 | SNS炎上・報道リスクを初期段階で遮断 | 
| 大学の信用保全 | 第三者による客観報告で対応の正当性を確保 | 
| 企業連携の強化 | 苦情対応を制度的に行い、再発防止の協定につなげやすい | 
第4章|料金プラン(大学・学校法人向け)
【ベーシックプラン(従量課金型)】
少人数の大学・短大・専門学校など、費用を抑えて導入したい方向けのプランです。
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月額:5,500円(税込) 
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相談発生時レポート料:1件あたり 5,500円(税込) 
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年間を通じた相談受付体制 
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匿名・実名いずれの相談も受付可能 
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相談発生時にのみ、報告書を発行(内容・助言・推奨対応を記載) 
✅ 小規模校・学生数300名未満・年度あたり相談件数が少ない学校に最適です。
【定額プラン(学生数ベース)】
学生数に応じて固定料金で利用できる安定運用型プランです。
報告書料込みの定額制で、年間予算化が容易です。
| 対象学生数 | 月額料金(税込) | 
|---|---|
| 300人以下 | 11,000円 | 
| 600人以下 | 16,500円 | 
| 1,000人以下 | 22,000円 | 
| 2,000人以下 | 33,000円 | 
| 5,000人以下 | 44,000円 | 
※契約時点の公表情報(学校要覧・HP・統計資料)を基準に算定します。
※契約更新時に学生数が大幅に変動している場合は、更新時に料金区分を再評価します。
【初期費用】
対象者数が100名を超える学校法人については、契約登録・窓口開設に係る初期事務費用として初期費用 110,000円(税込) を申し受けます。(契約書発行、学校情報登録、案内文書ひな形作成、導入に至るまでの労務費全般を含みます)
【オプションサービス】
| 内容 | 概要 | 費用(税込) | 
|---|---|---|
| 就活ハラスメント防止マニュアル作成代行 | 内部規定の整備(既存規程の点検・新規作成) | 16,500円〜 | 
| 採用担当者向け就ハラ防止研修(90分) | 最新法改正・面接リスク対策 | 77,000円〜/回 | 
| ハラスメント調査・ヒアリング代行 | 申立時の加害者ヒアリング・報告書作成 | 22,000円〜/時間 | 
第5章|導入ステップ
1️⃣ お問い合わせ(メール・フォーム)
2️⃣ お見積もり・契約書送付(1〜2営業日)
3️⃣ 案内文書テンプレート(学生・教職員向け)提供
4️⃣ 外部相談窓口開設・運用開始
5️⃣ 月次・年度報告書のフィードバック(オプション)
契約後は「大学HP・就職ガイド・キャリアセンター案内」に「就活ハラスメント外部相談窓口設置済(社労士事務所委託)」と明記可能です。
第6章|導入大学の声(例)
「学生が相談しやすい体制を作れた」
「企業対応の前に、事実整理ができ助かった」
「OB訪問トラブルの相談件数が減少した」
FAQ
Q. 学生以外(保護者・卒業生)からの相談も可能ですか?
→ 可能です。学生・卒業生・保護者・インターン関係者など、教育機関が関わる範囲を包括的に対応します。
Q. 報告内容は大学に共有されますか?
→ 匿名相談の場合は、大学名を伏せた統計報告が可能です。重大案件は大学と協議の上で共有します。
Q. 年度単位での契約は可能ですか?
→ はい。原則12か月契約で、年度ごとの報告書作成にも対応しています。
Q. 従量課金と定額制は途中で切り替えできますか?
→ 可能です。初年度は従量課金で試し、翌年度に定額へ切り替えるケースも多くあります。
まとめ|「学生の声を守る仕組み」が大学の信頼を高める
外部窓口の導入は、単なる苦情処理体制ではなく、大学と社会の信頼関係を守るための「リスクマネジメント体制」です。
RESUS社会保険労務士事務所は、教育機関・自治体・医療法人など幅広い分野でハラスメント対応実績を有しています。
学生が安心して就職活動に臨める環境を、制度として整える。それが大学キャリア支援の新しいスタンダードです。
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