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伝え方が変わればトラブルが減る。アサーティブ研修の活用法|社労士監修
2025/08/29
✅ 伝え方は難しい!?
「そんなつもりじゃなかったのに…」
「優しく伝えたはずのに、なぜか反発された…」
職場で起こる多くのトラブルは、「伝え方」のズレや誤解から始まります。
パワハラ・モラハラとされる発言も、その多くは「言い方ひとつ」で印象が大きく変わります。
そこで近年特に注目されているのが、“アサーティブ・コミュニケーション”のスキル。
組織内のコミュニケーション改善に取り組む人事・総務の皆様に、効果的な研修導入法をご紹介します。
■ アサーティブとは?~“主張”と“配慮”のバランス
アサーティブ(Assertive)とは、「相手を尊重しながら、自分の意見や気持ちを率直に伝える姿勢」のこと。
以下の3タイプと対比して理解するのが効果的です:
タイプ | 特徴 | 問題点 |
アグレッシブ | 強く主張しすぎて相手を押さえつける | ハラスメントと受け取られやすい |
ノン・アサーティブ | 遠慮・回避して自分の意見を言えない | 不満が蓄積しやすい |
アサーティブ | 自他ともに尊重した伝え方をする | 対等な信頼関係が築ける |
■ アサーティブ研修で期待できる効果
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✅ ハラスメントの予防(伝え方の誤解を防ぐ)
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✅ チーム内の信頼構築
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✅ フィードバック力の強化(上司・部下間)
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✅ 苦情対応・カスハラ対応力の向上
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✅ 1on1や面談での対話スキルUP
■ 研修プログラムの一例
セッション内容 | 主な内容例 |
アサーティブ基礎理解 | 3タイプのコミュニケーション傾向を知る |
“私はメッセージ”の使い方 | 「あなたが悪い」ではなく「私はこう感じた」と伝える技法 |
ロールプレイ実践 | 上司・部下・同僚との想定場面での伝え方訓練 |
傾聴トレーニング | 相手の意図や感情をくみ取る力を育てる |
職場での応用 | 面談・注意・対話にどう活かすかのケーススタディ |
■ 導入形式とおすすめ対象
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対象職種:管理職/リーダー層/相談対応窓口担当者/新人研修
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形式:1回2~3時間の集合研修またはオンライン研修
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回数:単発でも可/定期的な実施(年に1回など)で定着が強化されます
■ 導入企業の声(事例)
管理職が“怒らずに指導する方法”を体得できたことで、現場の雰囲気が大きく変わりました(製造業)
相談対応担当者が「感情の受け止め方と伝え返し」が上手くなり、トラブルが激減しました(医療法人)
▶ アサーティブ研修を導入してみたい方へ
RESUSでは、アサーティブ・コミュニケーション研修を社労士が設計・講師対応いたします。
職場のトラブル予防・再発防止計画の一環として、ぜひご相談ください。
【研修プログラムの詳細を問い合わせる】
▶ https://resus.jp/#contact
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