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【令和最新版】カスハラ・クレーム対応マニュアル(文例付き)|判例・事例で学ぶ実務対策
2025/09/23
はじめに|現場が欲しいのは「具体的な対応の言葉」
カスタマーハラスメント(カスハラ)や悪質クレームが増加する中で、現場の職員・管理者からよく聞かれる声は――
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「どう言い返せばいいのかわからない」
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「謝ってばかりで、逆に助長してしまう」
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「文書にまとめろと言われて表現に困っている」
つまり、“正しい対応フロー”と“使える文例” が不足しているのです。
本ページでは、最新の判例・事例とともに、現場で役立つ対応フローと文例を抜粋してご紹介します。
判例・事例から学ぶ「放置リスク」
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訴訟威迫クレーム(大阪地裁 2022年6月)
家族が「訴訟を起こす」と繰り返し威迫 → 職員が精神疾患を発症。施設の対応不備が安全配慮義務違反として争点に。 -
虚偽口コミ削除命令(東京地裁 2023年3月)
「食事が腐っていた」と虚偽投稿 → 削除命令。証拠保存の有無が勝敗を分けた。 -
無断録音・SNS拡散(東京地裁 2024年2月)
職員のやり取りを無断録音→SNS投稿 → プライバシー侵害として削除・損害賠償命令。
▶学び:クレーム・口コミを「放置」すると、労災・加算減算・信用失墜に直結。「無視する」「怖くて応じる」「高を括る」は逆効果。
標準対応フロー(サンプル)
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一次対応(現場)
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必ず複数人対応
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記録・証拠保存(日時・内容・スクショ)
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二次対応(管理職)
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真偽確認、法人としての正式回答準備
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必要に応じ外部相談窓口にエスカレーション
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三次対応(外部・法的対応)
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顧問社労士・弁護士連携
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削除申請、発信者情報開示、損害賠償請求
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抜粋文例(サンプル公開)
訴訟威迫クレームへの対応例
「本件につきましては法人として正式に受け止めております。
ご主張の内容については記録のうえ、改めて文書にて回答いたします。」
✅ ポイント
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即答で謝罪せず、記録化→法人対応に切り替える
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感情的に反論せず「冷静・事務的」に対応
長時間電話クレームへの対応例
「恐れ入りますが、業務運営上の都合により、1回の対応は10分を上限とさせていただきます。
以降は文書でのやり取りに切り替えさせていただきます。」
✅ ポイント
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職員を守るために 時間制限ルールを明示
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必要なら「文書で回答」に移行し記録を残す
虚偽口コミへの削除申請文例(Google宛)
「当該投稿は事実と異なる虚偽の記載を含んでおり、名誉毀損および業務妨害に該当します。
事実確認の記録を添付し、削除を求めます。」
✅ ポイント
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「虚偽」「名誉毀損」「業務妨害」と明確に主張
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証拠添付(スクショ・日誌・記録) が成功のカギ
よくある落とし穴
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すぐに謝罪 → クレームがエスカレート
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口頭対応のみ → 証拠が残らず削除不可
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苦情とカスハラを混同 → 体制不備で行政指導リスク
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