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【2025年対応版】「叱れない時代」に必要な“伝える力”を磨く 指導力強化研修 ― ハラスメントを恐れず部下を育てる ―

2025/10/14

― SL理論・1on1・アサーティブで築く信頼のフィードバック術 ―
(社労士監修/管理職・リーダー向け)

はじめに|「叱れない時代」に必要なのは“伝える勇気と方法”

「部下を注意するとハラスメントと言われそうで怖い」
「注意しても響かない。どう伝えればいいかわからない」
「1on1をやれと言われても、何を話せばいいかわからない」

近年、管理職や先輩社員の多くが「指導の難しさ」に直面しています。
一方で、企業の人事課題の多くは「指導ができない」ことに起因します。

本研修は、部下の成長を促しながら、ハラスメントを防ぐ“安心の指導力”を身につけるためのプログラムです。
SL理論・1on1・アサーティブ・傾聴技術を融合し、「信頼される上司」「言葉が伝わる先輩」へと導きます。


第1章|“叱れない時代”の指導とは

現代の職場では、「厳しく指導する」ことがリスクと捉えられがちです。
しかし、適切なフィードバックや行動指摘は“育成の責任”でもあります。

  • ハラスメントと指導の違い(厚労省指針の境界線)

  • 「人格否定」と「行動指摘」の決定的な違い

  • 若手世代の特徴と“言われ方の感度”

  • 「叱らない」ではなく「尊重して伝える」指導へ

「厳しくても信頼される人」には、共通して“相手を思う言葉選び”があります。


第2章|状況対応型リーダーシップ(SL理論)による指導

部下指導の正解は一つではありません。
SL理論(Situational Leadership)は、部下の“成熟度”に合わせて指導スタイルを変える考え方です。

スタイル 対応が必要な場面 指導のポイント
指示型(S1) 経験が浅い新人 明確な指示+手順の提示
説得型(S2) 自信がない若手 目的の共有+励まし
参加型(S3) 中堅層 対話・共創による支援
委任型(S4) 熟練者 権限移譲+信頼ベース

状況に応じた「支え方のバランス」が、信頼と自立を両立させます。


第3章|1on1面談のメソッド

“面談を義務で終わらせない”ための設計・進行法を解説します。

  • 1on1の目的:評価ではなく「支援」と「成長」

  • 会話構成:「傾聴」→「共感」→「整理」→「行動計画」

  • 1on1で避けるべき3つのNG言動
    (否定的フィードバック/主観的評価/一方的アドバイス)

  • 「沈黙」や「相槌」を味方にする間の取り方

話を聴く力は「相手を変える」よりも、「相手を信じる」技術です。


第4章|アサーティブ・コミュニケーションによる伝え方改革

アサーティブ(Assertive)とは、「相手を尊重しながら自分の意見を伝える」コミュニケーションスキルです。

感情的な伝え方 信頼を生む言い換え
「何回言わせるの?」 「前回の確認をもう一度一緒にしましょう」
「どうしてそんなこともできないの?」 「ここを改善するとさらに良くなりますね」
「ちゃんとやって!」 「具体的にここまで仕上げましょう」

指導の言葉は“結果”ではなく“行動”に焦点をあてることで、ハラスメントリスクが消えます。


第5章|ケーススタディ&ロールプレイ

現場で起こりがちな事例を用いて、指導の「伝え方」「受け止め方」「フォロー」まで実践します。

  • 【事例1】注意を“指摘”として伝える(上司→部下)

  • 【事例2】後輩の失敗を“支援”として伝える(先輩→後輩)

  • 【事例3】1on1で“自発的行動”を引き出す(管理職→中堅)

  • 【事例4】感情的な場面での“沈黙と姿勢”の使い方

「怒る・叱る」ではなく「伝える・導く」へ。
現場で実践できる“安心の指導スキル”を身につけます。


第6章|法的視点から見た「安全な指導」

社会保険労務士が最新の指針・判例をもとに解説。
「どこまで言えるか」「どのように言えば安全か」を整理します。

  • 厚生労働省「パワハラ防止指針」最新版(2025年対応)

  • 指導・評価・懲戒・配置転換との区別

  • 記録の取り方・相談対応時の留意点

  • 部下への言葉・メモ・メールの法的リスク回避

“正しく叱れる上司”は、“守れる上司”でもあります。


研修概要

  • 対象者:管理職・リーダー・先輩社員

  • 所要時間:90〜120分(オンライン/集合いずれも可)

  • 形式:講義+ワークショップ+ロールプレイ

  • 推奨人数:10〜40名

  • 講師:RESUS社会保険労務士事務所 代表 山田 雅人(社会保険労務士)

  • 料金目安66,000円〜(内容・時間・実施時期によりお見積り)

今すぐお見積もり依頼する(初回相談無料)


導入の効果

  • ✅「叱れない」「伝わらない」状態からの脱却

  • ✅部下の育成スピード向上・離職率低下

  • ✅指導の安心感が高まり、心理的安全性が向上

  • ✅職場全体の“信頼と秩序”が整う


よくある質問(FAQ)

Q:ハラスメント防止研修とはどう違いますか?
A:本研修は「防止」ではなく「育成のための指導力強化」を目的としています。ハラスメント対策の法的知識も補足しつつ、実践的な指導スキルを重視します。

Q:オンラインでも実施できますか?
A:はい。Zoom/Teamsに対応しており、ブレイクアウトルームを活用したロールプレイも可能です。

Q:他社の事例を交えて実施してほしい
A:可能です。業界・職種別の事例をカスタマイズし、より現場に近い内容に調整いたします。


まとめ|指導の熱意を「信頼」に変える

指導・育成の責任を担う方には、ハラスメント問題やジェネレーションギャップの理解は避けられません。
しかし、正しく理解できれば、指導は“信頼を築く行為”に変わります。

それは、個人の自信を取り戻し、部下や組織にとっても有益です。
指導力を磨き、後輩に選ばれる上司・信頼されるリーダーへ。

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