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【2025年対応版】採用代行と人材紹介会社の違いを徹底比較|中小企業が選ぶべき採用支援とは?
2025/09/22
はじめに|人手不足は「人材紹介に頼るしかない」は本当か?
「応募が集まらない」「採用してもすぐ辞める」──
多くの中小企業が抱える課題は「採用力の不足」と「採用コストの高騰」です。
求人広告を出しても成果が出ず、最後の手段として 人材紹介会社に依存している企業も少なくありません。
しかし、採用コストは1人あたり100万円以上に膨らみ、さらに 早期退職による損失リスクも抱えるのが実情です。
そこで近年注目されているのが、 採用代行(RPO:Recruitment Process Outsourcing) です。
本記事では、採用代行と人材紹介会社の違いを多角的に比較し、中小企業が選ぶべき方法を解説します。
採用代行と人材紹介会社の基本的な違い
▼まずは両者の特徴を整理します。
項目 | 採用代行(RPO) | 人材紹介会社 |
---|---|---|
サービス内容 | 求人票作成、広告運用、応募管理、面接設定、採用フロー全般を代行 | 自社データベースから候補者を紹介 |
コスト形態 | 成功報酬+固定費(着手金) | 採用者の年収×20〜35% |
費用相場 | 数十万円(1人あたり) | 100万〜200万円超(1人あたり) |
候補者の母集団 | 公開求人媒体+ハローワーク+SNSなど | 登録者(転職希望者)が中心 |
得意領域 | 中小企業・未経験者・第二新卒・パートアルバイトなど幅広い層 | 即戦力の転職者層、専門職・管理職 |
メリット | 採用コスト削減、採用ノウハウが蓄積 | 即戦力人材が短期間で見つかる |
デメリット | 効果が出るまで一定期間が必要 | 高額コスト、早期退職リスク |
→採用代行=母集団形成から支援する仕組みづくり
→人材紹介=すぐに人を採りたい企業向けのスポット調達
コスト面の比較|1人あたり100万円以上の差が出ることも
採用代行の最大の魅力は「コストの安さと明瞭さ」です。
費用シミュレーション(事務職・年収300万円の場合)
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人材紹介会社:年収の30% → 約90万円
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採用代行サービス:着手金10万円+広告費5万円+報酬20万円 → 約35万円
➡ 差額 55万円(約40%)。採用人数が増えるほど差は拡大します。
特に中小企業では、1名あたりの採用コストが経営を圧迫するため、採用代行の固定報酬制は大きな安心材料となります。
質の比較|「即戦力」か「長期定着」か
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人材紹介会社
登録者は「転職希望者」が中心。即戦力となる人材を短期間で採用できる可能性があります。
ただし「次のキャリアステップ」としてすぐに辞めるリスクがあり、定着率は必ずしも高くありません。 -
採用代行サービス
自社の魅力を求人票や面接で伝え、応募者とのマッチングを支援。
社労士など専門家が関わる場合は、 雇用条件の整備や職場環境改善も同時に進められるため、定着率向上につながります。
→ 短期的な「即戦力確保」なら人材紹介。
→ 中長期的な「採用力強化と定着」なら採用代行。
成功事例から見る違い
ケース① 不動産業(従業員10名)
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人材紹介会社:採用コスト140万円/1年以内に半数離職
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採用代行:広告費+報酬80万円で正社員2名+パート1名採用、残業是正と定着率改善
ケース② 医療業(歯科医院・従業員5名)
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人材紹介会社:歯科衛生士紹介で1名=費用120万円超
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採用代行:広告費5万円+報酬35万円で衛生士+助手を短期採用、急な欠員リスクを回避
➡ 同じ「採用成功」でも、費用・定着率・再現性に大きな差が出ています。
中小企業が採用代行を選ぶべき5つの理由
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コストが明瞭かつ安価(紹介会社の1/3〜1/5)
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自社に採用ノウハウが残る(代行後も自力採用できる)
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求人広告・ハローワーク・SNSなど幅広く対応
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社労士による労務管理改善で定着率が上がる
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全国対応・リモート支援で地方企業でも利用可能
よくある誤解と注意点
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「採用代行は結局アルバイトばかり集まるのでは?」
➡ 正社員採用にも多数実績あり。職種・条件設計次第です。 -
「人材紹介の方が安心なのでは?」
➡ 短期採用には有効ですが、コスト・早期退職リスクを十分考慮すべきです。 -
「助成金を受けられるのでは?」
➡ 当サービスは助成金受給だけを目的としていません。助成金を検討される場合は厚労省の公式情報をご確認ください。
まとめ|「即戦力」ではなく「持続力」を
人材紹介は短期的に人を採る手段として有効です。
しかし中小企業が本当に必要なのは「即戦力」よりも「定着する人材」です。
採用代行は、単なる人材確保ではなく 「採用できる仕組み」と「働きやすい環境づくり」 を同時に実現します。
多くの中小企業では定着が必要と理解しているものの、その方法が間違えています。
採用コストを抑えつつ、企業の採用力そのものを強化したい中小企業にとって、採用代行は最適な選択肢です。
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