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【2025年版】グレーゾーン事例で学ぶパワハラ防止研修|“受け手”として自分と職場を守る
2025/09/23
はじめに|「気づけない」「言えない」が最大のリスク
パワハラの多くは受け手が「これは仕方がない」と我慢することから深刻化します。
我慢は退職や心身不調につながるだけでなく、行為者に気づきを与えず、被害者を増やす原因にもなります。
勇気を出して「NO」と伝えることが、職場を良くする第一歩です。
この研修では、一般社員が「これはパワハラかもしれない」と気づき、冷静に対応・相談できる力を養います。
受け手として学ぶグレーゾーン事例
事例①:人格否定の叱責
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上司:「こんなのもできないのか。お前は社会人失格だ」
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受け手の対応例:
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まず冷静に「その言い方はパワハラにあたる可能性があります。業務の指摘にとどめていただけませんか?」と伝える
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難しければ相談窓口へ報告
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事例②:不適切なプライベート質問
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上司:「まだ結婚しないの?その年で独身はおかしいだろ」
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受け手の対応例:
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「プライベートなことは答えられません。業務に関係ない話題は控えていただけますか?」
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発言の記録「いつ・どこで・発言内容」を残し、同様が繰り返される場合は相談
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事例③:無視・排除
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チームチャットから一部社員だけ外される
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受け手の対応例:
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「業務に必要な連絡なので、私も含めて共有いただけますか?」
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継続する場合は管理職や相談窓口に報告
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プログラム例(90分入門版)
- パワハラ防止法と“受け手の権利”(15分)
- グレーゾーン事例と気づきのポイント(20分)
- 受け手としての対応フレーズ(15分)
- 相談・報告の流れ(15分)
- ケースワーク:行為者にどう伝えるか(20分)
- 行動の振り返り・質疑応答・行動宣言(10分)
60分のエッセンシャル版や120分の実践編、180分の管理職育成研修も承っております。
研修効果
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一般社員:「これ以上は我慢しなくていい」と気づける
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受け手としての対応力:冷静に「NO」を伝え、相談・記録できる
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組織全体:小さな兆候を早期に発見し、大きな事件を未然に防止
FAQ
Q. 言い返すのは怖いのですが?
A. 無理に反論する必要はありません。「記録する」「相談窓口に伝える」も大切な対応です。
Q. 上司に直接言えない場合は?
A. 直属の上司以外に相談できる窓口や外部窓口の利用方法も研修内でご案内します。
Q. 社員全員に共通して必要ですか?
A. はい。管理職だけでなく、若手・新入社員にも有効です。不要なパワハラ申告や行き違いによるトラブル防止に役立ちます。
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