NEWS
いまジェネレーションギャップ研修が選ばれている理由|パワハラ研修では解決しきれない「職場のすれ違い」
2026/01/14

(社労士監修/2026年対応)
こんな課題を感じている企業が増えています
✅パワハラ研修は実施しているが、職場の空気はあまり変わらない
✅管理職が「何を言ってもハラスメントになりそう」と指導を控えている
✅若手と上司の会話がかみ合わず、報連相トラブルが多い
✅明らかな問題行為はないが、離職や不満が続いている
こうした背景から、近年 「ジェネレーションギャップ研修」への関心が急速に高まっています。
はじめに|なぜ今、ジェネレーションギャップ研修なのか
多くの企業ではすでにパワハラ研修を実施し、「やってはいけない行為」「禁止される言動」は共有されています。
実際の現場では、殴る・怒鳴る・人格否定をする、といった明確なパワハラ行為が頻発するケースは稀です。それよりも多いのは、次のような日常的な人間関係の悩みです。
-
上司の「ひとこと多い」言い方にモヤっとする
-
イライラしている上司に報告しづらい
-
報告したのに怒られてしまった
-
「言ってもわからない」と感じる若手への疲労
-
パワハラを恐れて指導を控える管理職
これらは、誰かが悪意を持って行っている行為ではないことがほとんどです。背景にあるのは、世代間の考え方・当たり前の違いです。
パワハラ研修で学べること・学びきれないこと
パワハラ研修は、企業にとって不可欠です。
-
法的に問題となる行為の線引き
-
組織としての防止体制
-
相談窓口や事故発生時の対応フロー
これらを理解することで、明確な違法行為・不適切行為は防止できます。
しかし一方で、パワハラ研修だけでは、次の問いには十分答えられません。
-
なぜ自分の指導が「きつい」と受け取られるのか
-
なぜ部下は「わかってくれない(わからない)」のか
-
なぜ報連相がうまくできないのか
これらは実際に、多くの職場の『人間関係のストレス』を生んでおり、ここにジェネレーションギャップ研修が求められる理由があります。
職場の違和感の正体は「世代ごとの当たり前の違い」
1.育った社会環境の違い
世代ごとに、仕事を取り巻く前提は大きく異なります。
-
終身雇用・年功序列が前提だった時代
-
就職氷河期を経験した世代
-
生まれたときからインターネットがある世代
「会社に何を求めるか」「仕事にどう向き合うべきか」「上司とは何か」という認識自体が、世代ごとに異なります。
2.テクノロジー環境の違い
-
ガラケーから社会人生活を始めた世代
-
スマートフォン・チャットが当たり前の世代
情報の伝達方法やスピード感も違います。
-
口頭で伝えるほうが早い
-
文字で残らないと不安
どちらが正しいのではなく、慣れてきた文化が違うのです。極端にいうと、縄文時代と現代の仕事観が大きく異なることが想像できるように、少し世代が違うだけで物事へのとらえ方や考え方が少しずつ異なっているのです。
3.ビジネスコミュニケーションの流行の違い
-
背景から順に説明する
-
先に結論を述べる
これも時代や世代によって常識が異なります。
「丁寧に説明したつもり」
「結局、何が言いたいのかわからない」
こうしたすれ違いは、能力や姿勢の問題ではありません。
無自覚ハラスメントと世代間ギャップは別のアプローチが必要
意図的なハラスメントや、無自覚な不適切言動については、研修等の他社による介入によって気づきと是正が必要です。
しかし、すべての問題を「加害者」「被害者」という構図で捉えてしまうと、現場はさらに萎縮してしまいます。
多くのケースでは、
-
自分の世代では普通だった言い方
-
親切のつもりだった指導
が、別の世代には違う意味で伝わっているだけなのです。ジェネレーションギャップの多くは、明確な加害者が存在する問題ではなく、悪意が無いとわかっているからこそ双方が苦しんでしまうテーマです。
ジェネレーションギャップ研修で学べること
ジェネレーションギャップ研修は、「やってはいけない」の禁止事項を覚える研修ではありません。
-
自分自身の世代的な価値観を知る
-
他世代が何を前提に考えているかを理解する
-
伝え方・受け取り方の違いを整理する
そのうえで、
-
誤解が生まれにくい伝え方
-
感情的にならない受け止め方
を実践的に学びます。つまり、自分を知り、相手を知ることができます。これは、コミュニケーションにおける大切な考え方です。
世代の違いを理解すると、職場の人間関係は変わる
世代間ギャップを理解すると、
✅イライラの理由が言語化できる
✅相手を責める前に背景を考えられる
✅感情的な衝突が減る
結果として、
〇指導しやすくなる
〇相談しやすくなる
〇離職やトラブルを未然に防げる
という好循環が生まれます。
パワハラ研修が「やってはいけないことを知る研修」であるならば、ジェネレーションギャップ研修は「どうすれば一緒にうまく働けるかを考える研修」です。両者は対立するものではなく、補完関係にあります。
関連ページ(こちらも読まれています)
▶「報連相ができる新人」を育てる|若手社員向け報連相力強化研修(社労士監修)
▶ハラスメントを生まない組織心理シリーズ|無自覚な行為者・指導できない管理職(社労士+心理学監修)
▶“Z世代の部下”との向き合い方ガイド|価値観・コミュニケーション・指導法の実務対応
よくある質問(FAQ)
Q1.パワハラ研修を実施していれば不要では?
A.不要ではありません。パワハラ研修では禁止行為を学びますが、日常のすれ違いや指導の難しさまでは解消できません。両方を組み合わせることで効果が高まります。
Q2.若手社員だけ、管理職だけの受講でも意味はありますか?
A.一定の効果はありますが、世代間の相互理解を目的とするため、複数世代での受講を推奨しています。
Q3.ハラスメントに該当しない内容でも研修対象になりますか?
A.はい。むしろ明確な違法行為ではない「グレーな悩み」こそ、ジェネレーションギャップ研修の主な対象です。
Q4.世代論で決めつける研修になりませんか?
A.決めつけは行いません。あくまで傾向として整理し、個人差を前提に扱います。
Q5.どのような業種に向いていますか?
A.業種は問いません。特に、若手とベテランが混在する職場、管理職の指導負担が大きい組織で効果が出やすい傾向があります。
まとめ|だから今、ジェネレーションギャップ研修が選ばれている
-
明確なハラスメントは減っている
-
しかし職場の疲弊や違和感は残っている
-
原因は「世代ごとの当たり前の違い」
この見えにくい問題に向き合う手段として、ジェネレーションギャップ研修が注目されています。
世代の違いを知ることは、誰かを否定することではありません。
違いを理解し、受け入れ、活かすこと。
それが、これからの職場づくりに求められています。
お問い合わせ・お見積もり依頼
世代間のすれ違いや指導の難しさにお悩みの方、従業員の離職率や人間関係に悩む人事担当者様・経営者様へ、当社では、実際の職場トラブル事例をもとにしたジェネレーションギャップ研修を実施しています。
-
全国対応(オンライン/対面)
-
管理職向け・若手向けカスタマイズ可
\初回相談・お見積もり無料/
関連ページ
▶【全国対応・66,000円~】パワハラ・カスハラ防止研修|管理職・一般職向けコンプライアンス研修